近視矯正手術体験レポート |
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厚いメガネを手放すきっかけとなった、近視矯正手術。
この手術は、4年前に受けましたが、現在ではメガネなしが普通の状態。
もう、視力が悪い生活を覚えていません。
今、考えてみると、世界が変わるほどの体験でした。
是非、不自由を感じているあなたも検討してみて下さい。
数年前に義弟がPRKによる近視矯正を受け、その頃から自分も手術を受けたいと思っていました。
当時のPRK手術は、角膜を削り取り、レーザーを照射するタイプのもので、社会復帰に1週間〜 2週間程度を要するものでした。また、母が白内障の手術を受け、レンズを取り替えたと聞き、手術に何か問題があっても、次の手段があると思い、手術に対する不安は減少しました。
入社10年を過ぎ、サバティカル休暇の権利を獲得したので、その休暇中で手術を受けようかなーと考えていました。
【即決】
3月10日、義妹が次の月曜日にLASIKの手術を受けるとの話を聞き、詳細を聞きました。
- 駅裏の錦糸眼科(http://www.kinshi.or.jp/)で、月曜日が手術日で、手術の5日前までに手術費用を入金する必要がある。
- 3月20日<月>は、春分の日だが、眼科は営業日である。
- 次の日から社会復帰できる!?
- 最初の診察で、金額を見積もってくれる。
- 強度近視で99%の人が0,5以上、80%以上が1.0以上の視力になる。
- 最新の設備がある。
- 後遺症が残ったのが、2000症例中3件程度。
直ぐに3月14日に診察の予約を入れました。うまく行けば、休まずに手術が受けられるかなあ。
3月14日の診察を受けると、両眼で約70万円!高いが、文明が崩壊し、眼鏡が割れた時の事を考えると、やはり、手術をしたい!
取り合えず、3月20日に手術を予約しました。
(金額は、近視と乱視の度数で異なる。)
【啓示】
3月20日、10時集合。6名の患者。うち、高校生2名(保護者同伴)。
看護婦に「せんがんしてきて下さい。」と言われる。
「洗眼って、どうすれば良いの?」「洗顔です!」
洗面所で洗顔し、タオルで顔を拭く。ついでに、おさらばするであろう、眼鏡をタオルで磨く。
「ペキッ!」、右目のレンズが割れる。
眼鏡がへそを曲げたのか?
右目の危険を知らせているのかー?
【手術】
手術は、LASIK(レイシック)というタイプのもので、角膜の表面を機械でU字上に切り、それをめくり、レーザーを照射後、もどすというもの。順番が来ると、手術衣を上から羽織る。何回か、麻酔を点眼。何の緊張感もない。
「安田さんどうぞー。」「ここに座ってください。」
歯医者の椅子のような椅子に座る。
「もっと上に座って。」「もっと上です!」
<そんな言い方、する事ないじゃん。>ちょっと、むかつく。<br> 「フラップを作ります。(U字に切り込みを入れる)」
眼の表面に機械を当てられ、吸い込まれるような感覚後、ビビーン。
眼を切っているような感覚が...
「眼球を押さえて、フラップをめくります。」...「ちっ!」
「眼が動くんですよ。動かさないようにしてください。」
<おい、おい、俺は動かしてないよー。動かしてないのに、動いちゃうもん、ショーがないじゃん。>
「レーザー照射、36X発です。」 ガチガチ.............ガチ!
<うわー、焦げ臭いよー。まじで焼いてるよー>
両目を終了する。
「はい、終わりです。待合室に戻ってください。こちらです。」
<ちょっと、ゆっくりさせてくれよー>
時計を見ると、手術室に入ってから15分34秒。
待合室に戻る。1時間程度、眼をつぶっていると、呼び出され、診察。
- 今日は、眼を触らないこと。
- 寝るときには、眼をガードする透明なプラスチックを張ること。
- 外を歩く時には、花粉ガード用のような眼鏡をかけること。
- 2〜3日は、車の運転はしないこと。
当日の状態は、白い霞がかかったような感じで、術前よりは、明らかに良く見える。夕食後、飲むように指示された薬を飲むと、ふらふらになり、やたら眠い。やはり、疲れたのかと思ったが、睡眠薬だった事が判明。寝る。
● LASIK(LASER ASSISTED IN SITU KERATOMILEUSIS)
点眼麻酔をする。 フラップをめくって
折り返す。術後のフラップの
ズレを防ぐために
マーキングする。エキシマレーザを照射後、フラップを戻す。 マイクロケラトーム
でフラップを作る。角膜をやや乾燥させてフラップの接着を促した後、抗生剤を点眼する。 マイクロケラトームを用いて角膜表面を約30パーセントほど薄くめくった後(フラップ作成)、エキシマレーザーを照射して角膜の屈折力を変え、フラップを元に戻す治療法。
RK, PRKでは矯正できない、強度近視の矯正も可能である。
【遠視】
検診、「順調ですね。まだ、見え方は変わりますから..」と言われ、会社へ。
久しぶりにバスで出社。粉塵防止用の眼鏡を掛けて、会社へ。
外の景色は、驚くほど良く見える。「これは、いいー!」
ディスプレイの前に座り、眼科から借りた老眼鏡を掛ける。
「うーっ、見えん!」
遠視が強く、細かい時はかなり、見辛い。取り合えず、早めに切り上げて帰宅。
【3日目(水曜日)】
・左眼:かなりよく見える。少し遠視。
・右目:かなり遠視。遠くもはっきりしない。乱視気味の見え方。
【4日目(木曜日)】
右と左の見え方がかなり違うため、かなり頭痛。
・左眼:すごく良い
・右目:だいぶ、良くなってきた。
【5日目(金曜日)】
・左眼:あれ、ちょっと近視になってきた。
・右目:遠くは良く見える。少し、乱視。
【1週間検診】
右と左が見え方が異なるので、頭痛がする旨を伝えると、
「見え方が違って頭痛がするのは、2.5度以上の差がある場合と言われています。
あなたは、それほど違っていないから大丈夫。」
<でも、痛いんだってー。>
「ただ、左眼が近視になっているので、左が近視になり易いのかもしれません。1ヶ月検診まで様子を見ましょう。」
【2週間後】
夜、視力が落ちる。夜の運転では、ハレーションの様に光がにじむ。
・左眼:結構、近視。0.7くらいの視力と思われる。
・右目:視力は1.0位あるようだが、近くが見辛い。
【3週間後】
夜のハレーションは、ほぼなくなる。
・左眼:結構、近視。0.6くらいの視力と思われる。
・右目:視力は1.0位あるようだが、近くが見辛い。
【1ヶ月検診】
右と左の視力が異なり、右は良いが左が近視の状態である。まだ1ヶ月で、眼の状態が安定していないので、6ヶ月程度経過し、安定した段階で微調整 を行うとの事。微調整の費用は、実費程度との事。まあ、ひとまず安心。
義妹は、0.1弱位の視力から現在は1.0で非常に良い状態であるとの事。
現在の眼の調子は、右が1.0で左が0.6程度の視力で、遊んでいる分には、裸眼で何の不自由もない状態です。近くを見る時のみ、遠視のメガネをかけている状態です。以前の状態からは、比べ物にならないほど良く見え、手術を受けて本当に良かったと思っています。あなたもいかがですか?
調整の為の2回目の手術へのリンク