3回目の大腸ファイバ(カメラ) 2001.2.22 in 札幌厚生病院

今回は、初めての全腸のカメラ検査。また、検査前に下剤を飲むパターンも初めて。
これまで、色々聞いた所では、痛いか痛くないかは、炎症の度合い、個人差などがあるそうで、痛いかどうかを想像しても、やってみなければわからなそう。まあ、最初の検査よりはましだろうなあと思いつつ検査に。

2001/2/21
PM7:00
明日の大腸カメラのために、PM7:00から下剤(ニフレック)1000mlを1時間かけて飲む。
味は、少ししょっぱく、粘度が高い。飲んでるうちに吐きそうになる。直ぐには、便はでない。
8時過ぎに看護婦さんがきて、「全部飲めましたかー?」
「うーん、まだ少し残ってます。」
「あー、100ml位ですねー。」
「吐きそう。」
「じゃー、明日も飲みますから、今日はもう飲まなくても良いですよ。本当に吐く人とかいますから。」
(ラッキー!)

 その後の便はほんの少しが3回しか出ない。こんなに出ないもんなのかなあ???

ニュースで、どこかの病院で大腸カメラを引き抜くときに、カメラが引っかかり、腸に数ミリの穴があき、腹膜炎で死亡したとの事。おーこわ。
2001/2/22
AM6:00
看護婦さん「安田さん、下剤を持ってきましたから飲んでくださいねー。7時、9時、10時、12時に便を見せてくださいねー。」
今日は、計画的に飲むことにする。1時間で1000mlだから、6分で100ml、1分で16ml位か。1分で16mlなら飲めると考え、テレビの時計と睨めっこしながら、少しづつ飲む。昨日よりは、簡単にすべて飲み終わる。
7時に便と言われていたが、全然出そうもない。7:30頃、これはでそう。出るが、かなり下痢っぽい普通の便。
最終的には、水みたいになるそうだ。(本当にそんなふうになるのかなあ?)
9時すぎに出た時には、ほとんど水状態で、直径3mmくらいのカスが20〜30くらいしか浮いていない。
(これでOKだなー、きっとー)看護婦さんにチェックしてもらう。
看護婦さん「あー、まだ結構、カスがありますねー。」
(えー、これでもだめなのー?)
看護婦さん「先生にどうするか聞いてみますから、部屋でまってください。」
(うわー、下剤追加とか浣腸があるのかー?)
PM10:00ころ看護婦さんがくる。
「先生に聞いたら、もう何もしなくて良いそうです。もう便も見せなくてもよいですよー。」
(らっきー。)
PM3:35 「お知らせします。安田さん。検査に呼ばれましたので、内視鏡室へ行ってください。」
(きっと、待たされるから本でも持って行こうっと。)
本を持って、1F内視鏡しつへ。
こちらでお待ちください。テレビとソファーがある部屋で待つ。
PM3:40 「安田さん、こちらで着替えてください。」
例の穴空き紙パンツと少し長めの上着に着替えで、また待つ。
PM4:00 「安田さん、どうぞー。こちらに横になってください。」
横になる。
「少し、眠くなる薬を入れますからねー。」5ml位と、10ml程度の静注
「この注射中に腕から肩にかけて痛みを感じる事があるんですが、痛くありませんか?」
「痛くないです。」(んー。なんだかあったかいなあ。)
「眠くなる薬ですから、ボーっとしてきますよー。」
(まだ、注射したばっかりじゃん。あれ、ボーっとしてきたあ。)
栃原先生「安田さん、では始めますよ。」
安田「先生。あまった写真を頂きたいです。」
「申請が終わったら差し上げますよー。」
(お願い-、痛くありませんようニー。)
検査開始。挿入中にS状結腸と左結腸と横行結腸の曲がり角で痛みを感じたが、数秒程度。
どうも、空気を注入する時に痛みを感じるような気がする。
5分位であおむけになるように指示。すると、モニターが見える。
(おっ、結構きれいだなあ。)
「先生、今どの辺りですか?」
「もう、盲腸ですよー。」
(えーー!そんなに入ってるのー。めちゃくちゃ早いぞー。じゃー、もう痛くならないな。)
盲腸から右、横の結腸は結構きれいに見える。左の結腸は所々、直径1から2センチ位の
赤が見える。
(あー、結構まだ赤いなあー)
S状より下は、まだ、全体が赤く、はれぼったくなっているような感じ。
(やっぱ、まだ食事は無理かあー)
PM4:35 「はい、終了です。結構な数(たぶん7ヶ所)の組織を取りましたから、少し出血するかもしれませんから。」
立ち上がると、結構フラフラ。薬が効いているようだ。
「看護婦さん、あの注射は眠剤かなんかなんですか?」
「安定剤ですねー。」
(ふーん、結構ふらふらするもんだあ。)
7階の看護婦さんが車椅子で迎えに着てくれる。
PM4:40 部屋へもどる。
あー、終わった。あんまり痛くなくてよかった、よかった。